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1997-07-14 ArtNo.11234
◆＜馬＞金属仕上げ処理工場に廃水処理システム装備義務づけ
【クアラルンプル】金属仕上げ処理を手がける工場は、独自に廃水処理設備を装備するか、関係施設を備えた工業パークに移転せねばならない。
環境局(DOE)のタン・メンレン局長によると、環境法(ｴﾝﾊﾞｲﾛﾝﾒﾝﾄ･ｸｵﾘﾃｨｰ･ｱｸﾄ)下に、この種の工場に一定基準を満たした廃水処理を義務づける新規則が立案されており、同草案は既に検察長官に提出されている。
新基準を満たさぬ工場には、2000Ｍドルの罰金、または裁判にかけられる。裁判で有罪が決まった者には最大5万Ｍドルの罰金か、5年の懲役、あるいは両方の刑が科される。
またこの種の製造活動には今後、ＤＯＥのライセンス取得が義務づけられる。 重金属の電気メッキや表面処理を手がける工場は、ＤＯＥの記録では全国に145社存在し、スラゴール州には最大の52社が集中している。しかし実際の数字は458社に達するものと見られる。
これらの企業の大部分は中小企業で、独自の排水処理システムを設けるのが困難とされる。スラゴール州には中央廃水処理システムを備えた工業パーク2つの開発が計画されており、需要が高ければ、廃水処理施設を備えたより多くの工業パークが、今後開発されるものと見られる。(NST:7/12)
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