SEAnews 1997-07-12 ArtNo.11218

【ペナン】ペナン拠点のシステム統合会社FormisホールディングズBhdは、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)に拠点を設け、ＭＳＣ事業に参画することを計画している。
フォーミス子会社のファースト・ソルーションSdn Bhdが、アルパイン・ファースト・ソルーションSdn Bhdを、ＩＢＭ社製RS/6000サーバー／ワークステーションの半島北部地区付加価値再販業者に指名した10日、フォーミスのルディ・ナザルディン重役(MD)が語ったところによると、ＭＳＣは地元コンピューター企業に多くのビジネス機会を提供するため、同社もＭＳＣ事業に参画する様々なプロジェクトを準備している。フォーミスはＭＳＣフラッグシップ・アプリケーションの1つ、スマートカード・プログラム諮問委員会のメンバーも務めている。払込資本3850万Ｍドルのフォーミスは傘下に、金融ソルーションを手がけるフォーミス・コンピューターSdn Bhd、公益事業／政府部門担当のフォーミス・ネットワークSdn Bhd、小売り自動化専門のフォーミス・ダイアローグ・オートメーションSdn Bhd、データ通信／ネットワークを強みとするデバーシファイド・ゲートウェーSdn Bhd、RS/6000の流通を手がけるファースト・ソルーションの5社を擁する。今年のグループ営業額は昨年の30％を上回る50％増の5800万Ｍドルが見込まれると言う。(STAR:7/11)