1997-07-12 ArtNo.11217
◆<馬>カナダ企業アリス、ジャウィネット事業に参画
【クアラルンプル】カナダのソフト開発会社アリス・テクノロジーズ・インクは、プルサトゥアン・プンチンタ・トゥリサン・ジャウィ・マレーシア(Penjawim:マレーシア・ジャウィ愛護協会)と、域内のマレー語人口2億人を対象としたジャウィネットを共同で構築する。
アリスとプンジャウィムはこのほど調印した関係覚え書きの下、マレーシア、ブルネイ、インドネシアにおけるマレー語によるコンピューターやネットワークの操作を振興する製品や技術の開発と製造を手がける。
アリスのClaude Lemay重役(CEO)によると、モントリオール拠点のアリスはマルチリンガ・ソフトウェアの開発に5000万Mドル以上を投資しており、同社のTangoソフトウェアはジャウィ、マレー、アラビア語を含む90種類以上の言語によるインターネット上における情報交換を可能にする。
プンジャウィムの会長を務めるモハド・モフタル・シャフリ教授によれば、ジャウィネットは全国の学校8000校、大学7校、政府機関におけるジャウィの使用を振興するとともに、域内の2億人のマレー人口の需要に応じると言う。(STAR:7/11)
|