1997-07-12 ArtNo.11210
◆<星>東芝ケミカル、新工場にS$3千万追加投資準備
【シンガポール】東芝ケミカル・シンガポールの檜山健一郎重役は10日催された総投資額5700万Sドルのトゥアス新工場の開所式の席上、さらに3000万Sドルを投じて設備を拡張する計画を明らかにした。
東芝ケミカルが90%、経済開発局(EDB)が10%出資する払込資本3300万Sドルの東芝ケミカル・シンガポールは敷地面積2万4960平米、床面積1万2700平米のトゥアス工場で、エポキシ・モールディング・コンパウンドを月間300トン、エポキシ・カスティング・レジンを350トン、絶縁塗料を100トン製造する。檜山氏によると、営業額は1997年に2000万Sドル、2000年には6000万Sドルに達する見通しで、従業員も現在の40人から65人に増員される。製品の50%以上は東芝グループ以外の顧客に供給される。しかし檜山氏は3000万Sドルの設備拡張計画をいつ実行するかは明らかにしなかった。(LZ,ST,BT:7/11)
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