1997-07-11 ArtNo.11202
◆<馬>BEO、M$1200万油椰子粉砕処理工場建設
【クチン】ビントゥル・エディブル・オイルSdn Bhd(BEO)は、サラワク州ビントゥル市キドゥロン工業区に1200万Mドルを投じて建設中のパーム・カーネル・クラッシング・プラントが稼働したなら、サラワク州の全ての油椰子の粉砕処理を一手に引き受けることを希望している。
BEOのタン・ティオンカイ重役(GM)によると、日量300トンの処理能力を有する新プラントは4ヶ月後に稼働する。現在サラワク州のカーネルは半島マレーシアの工場に送られ、処理されている。サラワク州のパーム・カーネルの年産量は現在の6万9340トンから2000年には13万5000トンに、パーム・カーネル原油は3万5355トンから5万8050トンに拡大する見通しだ。
BEOは3500万Mドルの拡張計画の下、パーム油精製能力は現在の1日600トンから1800トンに2倍以上に拡大させる。現在同社プラントで精製されたパーム油の97%は、中国、インド、パキスタン、その他の市場に輸出されている。
サラワク州は向こう3年間に油椰子農園の面積を現在の18万haから30万haに拡大することを目指している。(STAR:7/10)
|