1997-07-11 ArtNo.11200
◆<馬>BASF、J州センターをアジア・ビジネスの拠点に
【パシル・グダン】BASFはジョホール州パシル・グダンに1500万Mドルを投じて設けた繊維・皮革研究開発・サービス・センターをマレーシア国内及びアジア・ビジネスの拠点にする計画だ。
BASF幹部が8日催されたBASFテキスタイル・アンド・レザー・センター・アジアSdn Bhdの開所式で語ったところによれば、2000年には世界の繊維産業の50%、皮革産業の30%がアジアを製造拠点にする見通しで、このため同社はアジアにおける市場シェアを現在の20%から2010年までに70%に拡大することを目指している。パシル・グダンはインフラストラクチャーが完備していることから、同社の研究開発/製造拠点に選ばれた。同センターはドイツのBASF本社とアジア顧客の間の技術の橋渡しを務める。
BASFはまた国営石油会社ペトロナスと近くパハン州グブンにおける総合的化学事業に関わる契約を結ぶ。第1期プロジェクトの投資額は25億Mドルで、BASFが60%出資すると言う。(STAR:7/10)
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