1997-07-10 ArtNo.11181
◆<星>ロジスティクス産業振興計画“Leap”スタート
【シンガポール】シンガポールの政府機関と民間ロジスティクス企業合計11社が共同で推進する後方支援強化/応用計画“Leap(ロジスティクス・エンハンスメント・アンド・アプリケーションズ・プログラム)”が8日正式にスタートした。
ロジスティクス専門委員会の議長を務める貿易開発局(TDB)のデービッド・チン副局長(DCEO)によると、専門委員会は、人材開発、ビジネス手続きの改善、インフラ開発、技術/技能向上アプリケーションの4領域を重点にLeapを推進する計画で、毎年これらの領域に関わる9~10件のプロジェクトを実行する。
今年については9件のプロジェクトが準備されている。これらのプロジェクトには倉庫の在庫状況のリアル・タイム追跡システム、車両の追尾・スケジューリング・システム、ジュロン・タウン公社(JTC)の多層倉庫システムが含まれ、この内JTCのプロジェクトの投資額が最も大きい。JTCのプロジェクトを除いても、必要投資額は1200万Sドルに達する。既に政府機関4社と民間企業20社がプロジェクトに参加している。また来年に関しては別に20件のプロジェクトが準備されており、各プロジェクトはいずれも1年内に完成が目指されると言う。(BT,LZ:7/9)
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