1997-07-09 ArtNo.11172
◆<馬>丸紅出資のYKGI、トタン板工場にM$2300万投資
【クチン】東マレーシアの亜鉛メッキ鉄板製造会社Yung Kong Galvanising Industries Bhd(YKGI)は2300万Mドルを投じて建設中の亜鉛メッキ連続製造施設が来年初に完成後、より付加価値の高い製品領域の開拓に本腰を入れる。
クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すYKGIのピーター・ヒー・ウィーシン社長が7日催された公募引き受け契約式後語ったところによると、サラワク州クチン市Demak Laut工業団地に建設される亜鉛メッキ工場は、厚さやサイズの異なる鉄板に様々な高速彩色メッキ加工を施すことができる。
YKGIは今後プリンテッド・プレペインテッド亜鉛メッキ鉄板、絶縁メッキ鉄板等の製造も目指している。同社はクチン市ビンタワにも亜鉛メッキ/波板製造工場を有し、主に屋根材を製造している。
Yung Kongグループ傘下のYKGIは、新株450万株を1株3.50Mドルで公開、1575万Mドルを調達、内1470万Mドルを上記新工場の建設に充当する。同公開によりYKGIの払込資本は3000万Mドルに拡大され、プンビナアン・ブディSdn Bhdが30%、Yung Kong Company Bhdが25%、丸紅が20%のシェアを占める。(NST,STAR:7/8)
|