1997-07-07 ArtNo.11146
◆<印度>ヒンドスタン/三菱合弁会社、軽乗用車市場を静観
ニューデリー】少なからぬインド自動車メーカーが、小型乗用車市場への進出を図っているが、三菱と提携するヒンドスタン・モーターズ(HM)は、現状ではそうした計画はなく、他社の動向を静観している。
HM社幹部は、「我が社は異なるモデルを市場に投入する機会を常に探っているが、今のところ小型乗用車を手がける具体的計画はない」と語った。
一方、ランサー製造のベンダー・デベロプメント・プログラムは進捗しており、エンジンとギア・ボックスも初めて国内で製造される。両製品の製造はHM社内で手がけられ、40%の国産率になる。同社の国産化比率は既にCKD(完全現地組立)価格の25%以上に達している。複数の部品業者と覚え書きも交換、98年1月には準備が完了、同年9月から商業生産に着手すると言う。(IE:7/5)
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