1997-07-07 ArtNo.11143
◆<印度>ニュー・ムンバイ建設事業に内外の250社が入札
【ムンバイ】ムンバイの50キロ郊外に、ムンバイに次ぐインド第2の商業/金融都市Navi Mumbaiの開発を目指す総額20億米ドルと見積もられる12件のインフラ・プロジェクトに内外の企業250社が入札した。
都市産業開発公社(CIDCO)が募集した同入札は、先週金曜に締め切られ、シーメンス、韓国の東亜建設産業、アブダビのAll Ataiba & Garg、フランスのSociete de Constructose、米国のパースン・インターナショナル、同じく米国のセンター&バージャス、英国のPell Frischman & Prabhuや、地元のリライアンス・インフラストラクチャー、ラーセン&タブロ、タタ・インダストリーズ、イスパット・インダストリーズ、マヒンドラ&マヒンドラが含まれる。
一次選考作業は8月末までに完成、CIDCOはその後金融事業の入札を9月に募集する。Kotak Mahindra、Daiwa Europe、De Vanshisは国際金融コンソーシアムの組織を争っている。
12プロジェクトのコストは1995年の見積もりで約20億米ドルだが、その後毎年平均10%の値上がりが予想されている。
民間企業が中心に組織されるSPV(スペシャル・パーパス・ビークル)には、CIDCOも土地供与等を通じて26%出資する。SPVはBOOT(建設/所有/経営/引渡)乃至はBOO(建設/所有/経営)方式によりプロジェクトを請け負う。(IE:7/5)
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