SEAnews 1997-07-07 ArtNo.11140

【クリム】クリム・テクノロジー・パーク・コーポレーションSdn Bhd(KTPC)は同パーク第2期造成分の175ｈａに新たに110億Ｍドルのプロジェクトを誘致する計画だ。
クダ州開発公社(KSDC)のモハマド・ザイン・オスマン主任(CEO)が4日催された韓国企業ＭＭＫテクノロジーSdn Bhdとのテナント契約調印式後語ったところによれば、第1期分250.09ｈａには多国籍企業16社と地元企業6社が進出を決め、これらの企業は110億Ｍドルの投資を約束している。これまでに多国籍企業12社が第2期分造成地への進出の意向を表明しており、ＭＭＫテクノロジーはその内の1社。他の企業には米国と日本の企業が含まれる。
未来のサイエンス・シティーを標榜するクリム・ハイテク・パークには、目下情報技術(IT)センターが建設されているが、来年初には、独自のテクノロジー・センターの建設もスタートする。同センターには、エレクトロマグネチック・テスト・センター、メカトロニクス・センター等の研究開発(R&D)支援施設が備えられる。ＩＴセンターは今年9月までに完成する。
州政府産業／エネルギー／通信委員会のチュン・カイヤン委員長によると、オートメーション・ロボティクス・センターと機械・デザイン・センターも設けられる。
南北ハイウェイと東西ハイウェイの交差点に隣接するクリム・ハイテク・センターには、5つの訓練機関とインターナショナル・スクールが開設されることが、今年初に決まっており、来年初までにはビジネス・センターも完成、住宅区、公共施設の設置も準備されている。(NST,STAR:7/5)