1997-07-03 ArtNo.11103
◆<印度>アポロ/コンチネンタル、マレーシアでタイヤ製造も
【ニューデリー】アポロ・タイヤはドイツ企業コンチネンタルAGと合弁でマレーシアにタイヤ工場を設ける可能性を検討しており、アポロのオンカルS.カンワル重役(副社長兼MD)が近くドイツに赴き、詳細を詰めるものと見られる。
アポロのU.S.Uberoi製造/プロジェクト担当副社長は、この点に関して「我々は様々な機会を探っており、それは継続的な努力の一環である」とコメントした。それによるとプロジェクトはまだ固まっておらず、金融問題も未解決だ。またマレーシアには、労働力不足や外国人スタッフの出入国規制等、製造拠点としてのデメリットも存在すると言う。
いずれにしても第3国における合弁計画は、両社の国内における対等出資のラジアル・タイヤ製造事業が一層の遅れを来すことを暗示している。プーナにおける400クローの同合弁事業は来年末に稼動、製品の80%はコンチネンタルが引き取り、自社商標で海外で販売、残りの20%をアポロが国内でアポロ商標で販売することになっている。(IE:7/2)
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