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1997-07-03 ArtNo.11092
◆＜星＞高額給与所得層が急成長：ＭＡＳ
【シンガポール】シンガポールの中産階級中の高額給与所得層が過去5年間に急成長を見ており、月額1990－5686Ｓドルの所得層は過去2年間に40％増加した。
金融管理局(MAS)の年次報告によれば、この種の所得層の3分の1は金融／ビジネス・サービス部門、5分の1は製造業部門に属している。これに反して月額948－1702Ｓドルの所得層は過去6年間に15％の増加を見たに過ぎない。これら両カテゴリーに上流所得層を含めると1990年の給与所得者の90％を占める。
一方、昨年の雇用の伸びは5.5％と、一昨年の6.4％を下回り、生産性の伸びも0.7％と、1993－95年の平均5.4％の伸びを大幅に下回った。雇用の伸びの下降は主に製造業の雇用がマイナス1.8％の落ち込みを見たことによる。生産性の伸びの鈍化は周期的なものと言う。(ST,BT,LZ:7/2)
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