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1997-07-03 ArtNo.11091
◆<星>景気底入れ、GDP成長率5-7%:金融管理局
【シンガポール】主要先進国の経済見通しの改善や世界的な電子製品需要の回復等、景気底入れの兆候が顕著になっており、シンガポール経済は下半期には回復に転じるものと見られる。
シンガポール金融管理局(MAS)の1996/97年度報告書によれば、シンガポールの今年の国内総生産(GDP)成長率は5-7%のレベルに達する見通しだ。ちなみにシンガポールの昨年のGDP成長率は7%だった。MASの以上のGDP成長見通しは通産省が昨年11月に発表したものと一致している。
昨年第3四半期に記録された過去10年来最低の3.3%のGDP成長率は景気の底を示しており、昨年第3四半期には5.8%の成長が回復した。今年第1四半期には再び3.8%に鈍化したものの、これは比較の対象となる昨年第1四半期の成長率が異常に高かったためである。1996年の経済不振は1992年を上回るものの、1980年代半ばの不況に比べれば依然として軽度と言える。 シンガポール経済の不振は、少なくとも電子製品輸出に限っては、他国ほど深刻ではなく、シンガポールの国際競争力は影響を受けていない。
シンガポールの国産品輸出全体の4分の1を吸収している米国市場における電子製品の出荷の拡大と新規受注動向が、シンガポール経済の先行きに明るさを与える材料になっている。しかしMASは恒常的な設備過剰を抱える電子産業に不況再現するリスクが依然として存在することを認めている。
他の経済部門では建設部門の成長が加速される見通しだ。昨年の同部門の受注額は一昨年の16億Sドルから19億Sドルに拡大しており、既にパイプの敷かれたこうしたプロジェクトが成長を加速させるものと見られる。
この他、金融部門も外貨建て銀行業務の拡大等に支えられ、大きな成長が見込まれると言う。(ST,BT,LZ:7/2)
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