SEAnews 1995-04-03 ArtNo.1105

【コタバル】半島東海岸回廊及びサバ／サラワク両州への投資を促すため最近大蔵省により認可された投資奨励措置を投資家は有効に活用すべきである。
チュア・ジュイメン副通産相が先週金曜(3/31)語ったところによれば、これらの奨励措置には以下の諸点が含まれる。 1）国内向け製品の部品／原材料に対する5年間の輸入税免除。同部品／原料はマレーシア国内では手に入らないものに限られる。 2）インフラ開発投資に対する100％投資補助。これらには埠頭、橋梁、引き込み道路、電線、水道管、排水のリサイクル施設が含まれる。この種の投資は通常は投資補助の対象とならない。 3）2度目のパイオニア・ステータス適用。現在サバ／サラワク両州においてこの種の奨励措置の適用を受けている製品や事業活動は、半島東海岸回廊においても奨励措置の対象になり得る。これらの製品／事業活動には、コーヒー／ココナッツ／サゴ・パームの収穫、パーム油／パーム核油の精製、石鹸、洗剤、化粧品、トイレタリー、木製品(挽材を除く)、ベニア、高級加工カオリン、セラミック・ウォール・タイルが含まれる。この他、床用タイル、ステンレス・スチール・パイプ、スチール加工製品、非鉄金属加工品、造船、メタル・スタンピング、変圧器、コイル、消費用電気製品、工学用プラスチック製品も対象となる。東海岸回廊にはクランタン州／トレンガヌ州／パハン州(ﾘﾋﾟｽ/ﾗｳﾌﾞ/ｼﾞｭﾗﾝﾄｩﾄｩ/ｷｬﾒﾛﾝ･ﾊｲﾗﾝﾄﾞを除く)及びジョホール州のムルシン地区が含まれる。(STAR:4/1)