1997-06-26 ArtNo.11027
◆<印度>Herdillia、GDRでフェノール事業資金調達
【ムンバイ】大手フェノール・メーカー、Herdilliaケミカルズは、グジャラート州Dahejにおける750クローのフェノール事業に充当するため、国際預託証券(GDR)による資金調達の可能性を検討している。
年産10万トンのフェノール・プラント建設計画は証券市場の低迷と港湾建設の遅れで、遅延しているが、次の四半期には計画の実行時期が決定される。伝えられるところでは、港湾建設が完成する1999-2000年の稼働が目指されているようだ。
Herdilliaはフェノール、アセトン、イソホロン、ダイアセトンの既存製造施設の拡張を進めるとともに、新たな化学香料2製品、フェニル・ダイメチル・カルビノール及びウッドイトールを近く市場に投入する。フェノールの年産能力は年内に10%増の3万トンに、アセトンは1万8000トンに拡大される。(ET:6/25)
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