1997-06-25 ArtNo.11011
◆<印度>バロダ、サムソンと合弁準備、自動車部品業務拡張も
【ムンバイ】Baroda Rayon Corporationは、ポリエステル繊維の製造/マーケッティングで韓国のサムソンと対等出資合弁を計画するとともに、自動車スペア・パーツ・ビジネスの拡張を準備している。
バロダのポリエステル繊維ビジネスは、リライアンスのハジラ工場が試運転を開始したこともあって、設備過剰に陥り、今年に入って以来50%の生産削減を行っている。同社幹部によるとバイバック・アレンジを含む合弁を近くサムソンと協議すると言う。
バロダはまた、ナイロン・タイヤ・コードの年間製造能力を4500トンから1万トンに拡張する方針で、年内に先ず6000トンへの拡張を図る。しかし同社の24クローの株主割当は50%が引き受けられたにとどまり、同社は7月に最後の出資要請を行う方針だ。商業ローンの調達も予定していると言う。(IE:6/24)
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