1997-06-25 ArtNo.11003
◆<星>管理職/非管理職基本給、6.5%/6.7%アップ
【シンガポール】シンガポールの今年第1四半期の経済成長率は3.8%に鈍化したものの、労働市場の供給逼迫状況は変わらず、給与も引き続き上昇基調を辿っている。
レミュナレーション・データ・スペシャリスツPte Ltd(RDS)の1997年第1四半期雇用調査報告書によれば、今年の基本昇給は管理職6.5%、非管理職6.7%と予想されており、前回調査時の予測値、6.1%と6.2%を上回った。しかし昨年の昇給率各6.7%を下回っている。
今年初3カ月に支給された可変ボーナス(年末定期賞与を除く)は平均1.6~1.8カ月分(基本給)で、今年初から来年初には平均1.9カ月分の支給が予想されている。
向こう6カ月間の業況に楽観的見通しを抱くものは48%と、前回調査時の44%を上回った。
今年第1四半期の各社の労働者需要は平均118人だったが実際に補充されたのは19人にとどまった。しかし、昨年同期の16人を上回っている。
各クラス労働者の昨年と今年第1四半期の初任給は、Nレベル900/900、Oレベル(中卒)950/975、Aレベル(高卒)1000/1050、3級技術者950/990、2級技術者1000/1100、有資格秘書1300/1350、エンジニア・サティフィケート1435/1500、その他のサティフィケート1300/1350、エンジニア学士2250/2250、コンピューター科学学士2000/2000、その他の学士1775/1775(単位Sドル)となっている。(ST,BT,LZ:6/24)
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