1997-06-21 ArtNo.10961
◆<馬>ガスリー、子会社2社設立し建設/土木事業に進出
【クアラルンプル】クンプラン・ガスリーBhdは子会社2社、ガスリー・コリドー・エクスプレスウェイSdn Bhd(GCE)、クンプラン・ガスリー・テイラー・ウッドローSdn Bhd(KGTW)を設立、道路建設、建築、土木工事、コントラクト・マネージメント領域への進出を図っている。
ガスリー社の完全出資子会社GCEは、ガスリー・コリドー・プロジェクトの一環として建設される23キロのハイウェイの開発/経営を認められている。
ガスリー・コリドーを形成するガスリー社所有の4つのエステートとプトラジャヤ/新KL国際空港/マルチメディア・スーパー・コリドーをリンクするハイウェイの建設については、5月30日に総理府経済計画局(EPU)の認可を取得、33.5年間の通行料徴収のライセンスも非公式に認められている。当初4車線の建設コストは5億1500万Mドル、6車線への拡幅工事コストは1億8000万Mドルと見込まれ、来年1月に着工、第1期工事は30カ月で完成する。
ガスリー社と英国企業Taylor Woodrow及びダト・モハメド・イクバル・クッパ・ピチャイ・ラウフル氏の61:30:9の合弁会社KGTWはグループの不動産開発事業に建設サービスを提供する。パートナー3者は19日、関係合弁契約に調印した。同社の授権資本は500万Mドル、払込資本は100万Mドル。(NST,MBT,STAR:6/20)
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