1997-06-21 ArtNo.10958
◆<星>ピデムコ/MCL、カンポン・ウビ工業不動産開発で合弁
【シンガポール】政府所有の不動産開発会社ピデムコ・ランドとシンガポール証取(SES)上場のMCLランドは19日、カンポン・ウビの2区画、合計12haの工業用地を対等出資で開発する総額8億Sドルの合弁契約を結んだ。
これら2区画の土地は今年初に政府が入札にかけたもので、内1区画は両社が共同で1億1300万Sドルで落札した。また他の1区画を1億100万Sドルで落札したピデムコは、当初からの黙契に基づき、同区画の50%の権益をMCLに売却した。
両社は2区画の全体の4分の1を工場用地として売却、残りの土地には5-6階建ての工場ビル40ユニット(各1-1.2万平方フィート)、2-3階建て工場ビル50ユニット(各6000ー8000平方フィート)、7階建て工場等を建設する。工場用地は今年末に売りに出す予定で、ピデムコは設計/建設サービスも提供する計画だ。工場ビルは段階的に建設され、第1期分は来年第1四半期に売り出される。
両社は今後も不動産開発で手を組む計画と言う。(ST,BT,LZ:6/20)
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