SEAnews 1997-06-20 ArtNo.10946

【クアラルンプル】インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)Ｊａｒｉｎｇネットワークのインフラを強化・整備する継続的努力の一環として、Ｍｉｍｏｓ Bhdは米国との間に45Ｍｂｐｓ(ﾒｶﾞﾋﾞｯﾄ毎秒)の転送速度を実現するＴ3専用回線を増設、先週からそのサービスを開始した。
ＭＩＭＯＳのモハメド・アワン副社長によると、米国とは、Ｔ3以外にＥ1(2.048Mbps)とＴ1(1.536Mbpd)ラインで、また日本とは2Ｍｂｐｓ、シンガポールとは128Ｋｂｐｓの回線でそれぞれリンクされている。この他8Ｍｂｐｓの衛星回線もバックアップ用に準備されており、こちらは45Ｍｂｐｓまでアップグレードできる。
また国内ではスガイ・ブシのＪａｒｉｎｇセンターとクアラルンプル市ジャラン・トゥン・アブドゥル・ラザの中継点及び後者とプトラ・ワールド・トレード・センターを結ぶ34Ｍｂｐｓの回線2本を最近設け、34Ｍｂｐｓ回線をもう一本増設する計画だ。マレーシア政府は第7次マレーシア計画の下、Ｊａｒｉｎｇのインフラ改善に4億Ｍドルの予算を組んでいると言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:6/19)