1997-06-19 ArtNo.10938
◆<印度>Kesoramセメント拡張計画、オーバーラン
【ニューデリー】B.K.Birlaグループに属するKesoramインダストリーズの68万6000トンのセメント製造プラントと15MW(メガワット)のキャプティブ発電プラントの建設コストは、330クローの見積もりを上回り、345クローに達する見通しだ。
オーバーランの主因は借り入れコスト、保険料、そして6カ月に及ぶ工事の遅延。当初の予定ではカルナタカ州VasavadattaのユニットⅡプラントは今年3月に試運転を開始、4月から商業生産をスタートするはずだった。
1997年3月期の同社売上げは606.16クローと、前年の592.98クローを上回った。セメント製造は同売り上げに47.86%貢献したが、アンドラプラデシュ州BasantnagarとVasavadattaのセメント工場は、各60%と70%の電力供給カットの影響を受けた。
グループ売上げへのその他の部門の貢献は、ビスコース・フィラメント・レーヨン・ヤーン18.4%、セロファン・ペーパー7.6%、カスト・アイロン・スプーン・パイプ8.19%、衣料10.27%と続く。(IE:6/18)
|