1997-06-18 ArtNo.10917
◆<馬>M$1.23億ラブアン・テレポート・サービス開始
【ラブアン】テレコム・マレーシアBhd(TMB)が1億2300万Mドルを投じて設けたラブアン・テレポート・ファシリティーが試運転を開始したことにより、ラブアン連邦直轄地が域内の商業センターとして浮上している。
アンワル首相代行が、ラブアン島付近のラヤン・ラヤン島に設けられた当該テレポートの試験サービス記念式典で語ったところによれば、これによりラブアンの国際オフショア金融センター(IOFC)に進出した企業は、マルチメディア・サービス、ビデオ・コンファランス、インターネット、電子メッセージ、ワイド・エリア・ネットワーク、その他の広帯域電子サービスを享受できる。
TMBのモハメド・サイド重役(MD)によると、ラブアン・テレポートは海底ケーブル・システム、衛星通信地上ステーション、国内電話交換センター、国際電話交換センターから成る。4200キロの国内海底ケーブル網は毎秒5GB(ギガビット)のデータ転送を可能にし、国際海底ケーブル網にもリンク。インテルサット規格の地上衛星ステーションは、太平洋地域/インド洋地域をカバーしている。同社はこの種のテレポート・センターをマラッカとクアンタンにも設けていると言う。(NST,MBT,STAR:6/17)
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