1997-06-18 ArtNo.10914
◆<星>サン、アジア太平洋データ・センター開設計画
【シンガポール】米国拠点のサン・マイクロシステムは350万米ドルを投じてシンガポールにアジア太平洋地域データ・センターを設け、域内事業を支援する。
サン・マイクロシステムのスコット・マックニーリー会長兼CEOが16日催された、ビジネス本部(BHQ)ステータス認証式の席上語ったところによると、同社は1988年に地域オフィスを設けて以来、シンガポールに累積5000万米ドルを投資、また毎年5億米ドル以上の電子部品やディスク・ドライブをシンガポールで調達してきた。サンは向こう数年間にシンガポールを拠点にアジア太平洋地域に1億米ドルを投資する計画だが、こうした資金はJava言語に関わる訓練や知識の移転、コンピテンシー・センターや工場の開設に充当される。
使い勝手のよさをモットーとするサンは、水道の蛇口を捻るような手軽さで誰もがコンピューティングを行えるようにすることを目指しており、同社のシステムは、マイクロソフトやインテルのシステムに比べより簡便で、より安全と言う。(ST,BT,LZ:6/17)
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