1997-06-18 ArtNo.10913
◆<星>米国大使館、大使館跡/宅地の入札募集
【シンガポール】シンガポール駐在の米国大使館は16日、ヒル・ストリートの旧大使館跡とブキ・トゥンガル・ロードの永久所有権付き宅地の入札を募集した。
エージェントを務めるジョーンズ・ラング・ウートン(JLW)によれば、シンガポール中華聡商会本部向かいの3万838平方フィートの大使館跡には、都市再開発局(URA)が1992年7月に地下1階地上4.5階の小売り/オフィス・ビルの開発を認めており、来年7月までに開発認可を取得した場合には、1991年の評価額を基準にした1336万Sドルの開発税が適応される。現在の評価額を基準にした開発税は1900万Sドル前後と見られる。
入札者は永久所有権と125年の借地権のいずれか、もしくは、双方の方式による入札を行うことができる。JLWの予想では、125年の借地契約の場合は6500万Sドル、永久所有の場合は1億Sドルの値が付く可能性がある。これらの予想落札価格の場合、開発可能総床面積を基準にした1平方フィート当たりの土地コストは、上記開発税も含め各615Sドルと889Sドルになる。
一方、ブキ・トゥンガル・ロードの2万9253平方フィートの宅地のプロット・レシオは1.036倍で、最高2階建ての住宅が開発でき、最低1300万Sドルの値が付く見通しと言う。入札締め切りは、いずれも7月22日。(ST,BT,LZ:6/17)
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