【クアラルンプル】サムソン・エレクトロニクスLtdは仮にマレーシアにおける需要が良好なら、TVセット新製品をマレーシアで製造することも考える。
マレーシア担当のYeon ki Heum重役(GM)が14日、催された“ワールド・ベスト・プラス”テレビジョンの発売会の席上語ったところによると、新製品の最終組立は韓国で、部品製造はタイ、欧州、メキシコ、米国等で行われている。マレーシアでは、ヌグリ・スンビラン州スナワンの工場でコンピューター用カラー・モニターを製造している。
新製品にはスーパー・ホーン・システムが装備され、メイン・スクリーンとサブ・スクリーンで同時に2チャンネルの番組を視聴できる。同社はマレーシアで初年度に2万台を販売、8000万Mドルの売上げを見込むとともに、マレーシアにおけるTV市場シェアを現在の9%から12%に高める計画だ。サムソン製冷蔵庫とカラーTVのマレーシアにおける売上げは、両品目の海外売上げの70%に貢献していると言う。(MBT:6/14)