1995-01-12 ArtNo.109
◆<星>アジアマトリクス、米国コンピュータ部品会社買収
【シンガポール】セスダック登録のアジアマトリクス(旧称トンハウ・インダストリーズ)はアリゾナ拠点のプラスチック部品及び半導体部品メーカー、ウィルモント・エンジニアリング・グループ(WEG)を240万米ドルで買収した。
アジアマトリクスは新設子会社4社--シンガポール登録のウィルモント・アジア(授権資本S$10万、払込資本S$2)、アリゾナ拠点のウィルモント・アジアUSA(授権資本US$1000、払込資本US$900)、香港拠点のハントリー(授権資本HK$1000、払込資本HK$2)及びクレオール(授権資本HK$1000、払込資本HK$2)--を通じて買収を実行、WEGのIC(集積回路)チップ・トレー及び関係パッケージング製品製造業務、商標、ICチップ・トレー関連知的所有権、顧客を引き継いだ。1月9日までに成約された買収契約の下、アジアマトリクス子会社4社は毎年2万5000米ドルのロイヤルティーとライセンス・フィー(当初3年間利益の30%、その後4年間は同20%)をWEGに支払う他、7年後には関係権益を2万5000米ドルで買収するオプションも認めらる。またWEGは2002年3月31日までにこれら子会社の10%の権益を買収する権利を認められる。アジアマトリクスは過去3年間精密プラスチックICトレーの開発・製造面でWEGと協力してきた。(BT:1/11)
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