SEAnews 1997-06-17 ArtNo.10899

【シンガポール】ルーサント・テクノロジーは先週、旅行代理店／銀行支店／保険会社／小売り店舗等、中小規模のビジネスをターゲットにした電話管理ソフトウェア2種類をシンガポール市場に投入した。
ルーサント・テクノロジーが先週発表したところによれば、コンパクト・コール・センター(CCC)はウィンドウズ95／ウィンドウズＮＴ上で機能し、50種類の異なるフォマットで電話の送受信を処理できる。
コンピューター・テクノロジー・インテグレーション(CTI)は、ホスト、ＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)、ＬＡＮデータベースにアクセス、通話と同時にデータの交換ができる。またデータの内容に基づきそのルートをアレンジする。12／24／40エージェントの3パッケージを選択でき、価格は2500米ドルから。同パッケージはより大規模なデフィニティー・コール・センター・ソルーションにアップグレードできる。
ＡＴ＆Ｔの再編で昨年8月に発足したルーサント・テクノロジーは、10年前にＡＴ＆Ｔの一部門としてシンガポールにおける業務をスタートして以来、従業員の数は200人以上に拡大した。世界的に12万5000人のスタッフを擁し、営業支援ソフトウェアや電力供給システムでは、世界シェア・トップを占め、デジタル・シグナル・プロセッサー・チップでは2位の座に有る。(BT:6/16)