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1997-06-16 ArtNo.10893
◆<印度>LNGターミナル建設にDhabolパワーも入札
【バンガロール】Dhabolパワー・カンパニーも、カルナタカ州マンガロールの液化天然ガス(LNG)ターミナルの建設契約獲得を目指す企業の戦列に加わった。
石油省のA.Bhattacharya経済顧問によれば、プロモーターのガス・オーソリティー・オブ・インディアLtd(GAIL)-インディアン・オイル・カンパニー(IOC)-オイル・アンド・ナチュラル・ガス・カンパニー(ONGC)-Bharatペトローリアム・コーポレーション(BPCL)コンソーシアムは、マンガロールの他、タミールナド州EnnoreにもLNGターミナルを建設する計画だ。インド中央政府は、これら2カ所のLNGターミナルの建設入札を別個に募集、後者には既にタミールナド・インダストリアル・デベロプメント・コーポレーション(TIDCO)が入札書類を提出している。入札者に求められる条件には、燃料ソースの確保、燃料輸送のアレンジ、天然ガスの液化処理等が含まれる。石油省は関係方面の専門知識を備えた外国企業の選考に努力を集中している。
石油省はまたグジャラート州Kutch県Pipav及びオリッサ州ParadipにおけるLNGターミナルの建設の可能性に関しても検討している。オリッサにおけるターミナルの建設には、ミャンマーでガス田の開発と精製施設の建設に関わっている米国企業ユノカルが関心を示している。しかしながらオマーンからグジャラート州Kutchに至る海底パイプラインを建設し、南部4州とゴアにLNGを供給する計画の事業化調査は技術問題から遅延している。この他、モービルやアモコも同様のLNGターミナルの建設入札を募集していると言う。(IE:6/14)
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