SEAnews 1997-06-16 ArtNo.10883

【シンガポール】日立製作所と新日鉄が経済開発局(EDB)と合弁で設立したヒタチ・ニッポン・スチール・セミコンダクター・シンガポール(HNSSS)は14日、ラッフルズ・シティーで技術スタッフの面接試験を実施した。
ＨＮＳＳＳの福留秀一人事部長(GM)によると、同社はこの日の面接で60～70人を採用をすることを目指している。これらのスタッフは今月23日から出勤することになる。
ＨＮＳＳＳはラッフルズ・キーのヒタチ・タワーに臨時オフィスを設けるとともに、タンピニースの工場建設現場に仮社屋を設け、訓練やその他の準備作業に用いている。既に100人を採用、来年末には別に600人を雇用する計画だが、シンガポールでは技術者が不足しているため、第3国でのリクルートも予定している。ＨＮＳＳＳは13億3000万Ｓドルを投じて設ける0.3ミクロン相補型金属酸化膜半導体(CMOS:ｺﾝﾌﾟﾘﾒﾝﾀﾘｰ･ﾒﾀﾙ･ｵｸｻｲﾄﾞ･ｾﾐｺﾝﾀﾞｸﾀｰ)の生産ラインで、月間2万ユニットのＤＲＡＭを製造する。(LZ:6/14)