1997-06-14 ArtNo.10873
◆<馬>HSL、クダ州人工島造成のターンキー契約獲得
【アロルスタル】サラワク拠点の海事エンジニアリング会社Hock Seng Lee Bhd(HSL)は、クダ州南部のMerbok沖合に2800haの島を造成するターンキー契約をデベロッパーのSamudera Baru Darul Aman Sdn Bhd(SBDA)から発注された。
埋め立てコストは60億Mドルと見積もられ、今年末以前に着工される。
クダ州政府から総額300億Mドルにのぼる同州海岸線埋め立て計画を委ねられたSBDAはMerbok河口に対面した合計6300haの2つの人工島の開発コストを500億Mドルと見積もっている。SBDAは3500haの第2の人工島には石油化学や石油貯蔵施設も備えた工業団地を開発する計画だ。
これら両島の開発はクダ州の海岸線に1万6300haの埋め立て地を造成する計画の主要部分を成している。州政府は同プロジェクトの第1期分の埋め立てをSBDAに委ねており、第2期分の3500haの埋め立てプロジェクトも来月最終決定が下される予定だ。
プロジェクトの重要部分を成す国際空港の建設は、マレーシアン・エアポートBhdにより請け負われる。バターワース/クダ州間の鉄道ターミナルも設けられるため、サムドゥラ・バルは空陸2つの交通手段を有する要衝になる。(STAR:6/13)
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