【クアラルンプル】総理府経済計画局(EPU)はクダ州クアラ・ムダの埋め立て地に新国際空港を建設する計画を審査している。
アンワル・イブラヒム首相代行は12日、クダ州の州都アロルスタル南方140キロのクアラ・ムダ沖合に造成される人工島に新空港を建設すると言うサヌシ・ジュニド首席大臣の発言に触れ、以上の消息を語った。それによると環境アセスメント(EIA)報告書の審査も進められている。マハティール首相は計画の実行を希望しており、このためアンワル首相代行はEPUに審査を命じるとともに、環境省にもEIAの審査を指示したと言う。
サヌシ首席大臣によると、マハティール首相は最近計画を承認、新空港はSamudera Baru Darul Aman Sdn Bhd(SBDA)により造成された6300haの埋め立て地に、関西空港をモデルに建設される。
クダ州政府はまたブンティン島埋め立て計画と、SBDA埋め立て地における発電事業計画も認可した。ブンティン島にはSKSベンチャーSdn Bhdが深水港の建設を計画している。また発電所はスラゴール州拠点のオートマン・パワー・プロデューサーズSdn Bhdにより建設される。(ST,LZ:6/13)