1997-06-14 ArtNo.10868
◆<星>ワールドコム、第2基本電信ライセンス獲得に自信
【シンガポール】米国長距離電話会社のトップ4に数えられるワールドコム・インクのスチーブン・リデル社長兼CEOは12日、シンガポールの第2基本電気通信ライセンス獲得に自信を表明した。
ワールドコムはスンバワン・コープ及びシンガポールMRTと手を組み関係ライセンスの入札に参加したが、アナリストらは、応募した3チーム(シンガポール・プレス・ホールディングズ/ケッペル・グループ/ケーブル&ワイヤレス/ホンコン・テレコムの“テレコムワン”及びシンガポール・テクノロジーズ/シンガポール・パワー/NTT/ブリティッシュ・テレコムの“スターハブ”)の中では、最も弱小チームと評している。
しかしリデル氏は、「必要なのはサイズではなく、柔軟性とスピード」、「過去5年間に世界の60都市の光ファイバー・ネットワークを完成させた実績を有する企業は同社をおいて他に存在しない」、「もしライセンスが得られれば、ロンドンのネットワークに投じたのと同じ、3億米ドルを投じて光りファイバーネットワークを構築する」と意気軒昂だ。(ST,BT:6/13)
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