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1997-06-13 ArtNo.10865
◆＜印度＞ＤＬＦ、セメント事業でＵＳ＄１．５億海外借款計画
【ニューデリー】ＤＦＬグループ傘下のＤＬＦグジャラートとＤＬＦオリッサはそれぞれ年産300万トンのセメント工場を建設するため、合計1億5000万米ドルの海外商業借款を計画している。
ＤＬＦセメントのＡ.Ｓ.ミノチャ重役(MD)によると、借款金利はロンドン銀行同業間金利(Libor)上乗せ100ベイシスポイント前後を想定、向こう3ヶ月間に大蔵省に承認を求める計画だ。
2つのセメント工場の建設コストは合計2400クロー、第1期工事分の年産各150万トンの施設だけで1200クローが必要とされる。ＤＬＦグジャラートの第1期工事は向こう3年内に、ＤＦＬオリッサのそれは4年で完成する。
一般のセメント事業の借り入れと自己資本の比率は1.75：1だが、斬新な金融スキームを通じて自己資本比率を低く抑えることが目指されている。ＤＦＬグジャラートとＤＦＬオリッサは、ＤＦＬと両州政府の合弁会社で、州政府が各15％出資している。ＤＬＦはこの他、ラジャフスタン州でもセメント製造事業を計画していると言う。(ET:6/12)
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