1997-06-12 ArtNo.10844
◆<馬>ミズラン氏、トランスマイルとKPBの合併否定
【クアラルンプル】トランス・マイス・グループBhdとコンソーシアム・プルカパランBhd(KPB)は航空貨物輸送会社と海運会社として、それぞれの強味とニッチ・マーケットを備えているため、合弁はしても合併する必要はない。
両社の会長を兼ねるミズラン・マハティール氏は10日催されたトランスマイルの公募抽選会の席上、以上の考えを語った。昨年9月両社は、ポス・マレーシアと、国際エクスプレス・サービス会社の設立に関する覚書を交換した。ミズラン氏によると新会社は今年末までに営業を開始する予定だが、まだ出資構成等の詳細は決まっていない。もしビジネスが急速に拡大するならトランスマイルはDC-10を購入する計画で、公募調達した資金の一部を同目的に充当すると言う。
トランスマイルは新株604万株を1株5.20Mドルで公開、内公募された444万2000株には51.56倍の応募が寄せられた。またブミプトラ株の倍率は68.25倍だった。(STAR:6/11)
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