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1997-06-11 ArtNo.10828
◆＜馬＞ビッグ、合弁でＵＳ＄５５００万投じ過酸化水素生産
【クアラルンプル】サラワク拠点の工業ガス／生コン製造会社ビッグ・インダストリーズBhdは、インドネシア企業Riza Mutyara & Sons Pte Ltdと合弁で、向こう3ヶ月間に4500万～5500万米ドルを投じて年産1万5000トンの過酸化水素工場を建設する計画だ。
両社は9日、関係プロジェクトの事業化調査に関する協定に調印した。ビッグのアミン・サテム会長によると、過酸化水素は塩素に替わる無公害漂白剤として、製紙、繊維、水処理業界の需要が高まっている。事業化調査はマレーシアン・インダストリアル・エステーツSdn Bhd(MIEL)により手がけられ、ＭＩＥＬはプロジェクト・マネージャーと技術コンサルタントも務める。財務アドバイザーとコーディネーターには、スイス企業Tael Ltdが指名された。工場の建設地は未定。(NST,STAR:6/10)
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