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	1997-06-10 ArtNo.10819 
	◆<印度>三菱電機、エレベーター製造で合弁パートナー物色 
	【ムンバイ】三菱電機とドゥバイ拠点のETAの対等出資会社ETA-Melcoは最近バンガロールに事務所を開設、インド市場に第1歩を記した。  ETAーMelcoは地元パートナー探しに真剣に取り組んでおり、最近も三菱のスタッフ6人がインドを訪れ、地場エレベーター会社Kone Elvators India Limited and Johnsonの幹部と会談した。 
  スイス系Schindlerのオリンパス商標エレベーターを製造するBharat Bijleeの幹部4人も最近日本を訪れており、同社も三菱と協議を進めている可能性がある。創設されてまだ18~20カ月のETA-Melcoは中東におけるエアコンとエレベーターの貿易業務を手がけ、インド事務所にはETAが70%、三菱が30%出資している。 
  三菱の他、韓国のゴールドスターと現代(HYUNDAI)もインド・エレベーター市場への進出を図っており、後者は既にKeineticエンジニアリングと合弁で300VFエレベーターを製造している。 
  インドでは年間4万台のエレベーターが販売され、年率12~15%の成長が見込まれている。マーケット・リーダー、オチスのシェアは60%で、以下、Bharat Bijlee9%、Kone7-8%、ECE6%と続く。(ET:6/9) 
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