1995-03-31 ArtNo.1081
◆<泰>政府、190万回線電話敷設計画承認
【バンコク】タイ政府は28日の閣議で向こう3年間に190万回線の電話を新規敷設するプロジェクトを承認した。
ウィチット・スラポンチャイ運輸通信相が閣議後明らかにしたところによれば、190万回線の内の110万回線は来年中に敷設され、残りの80万回線は1998年までに敷設される。タイ電話局(TOT)はこれ以前にテレコムアジア・コーポレーション(TAT)にバンコク市内とその周辺における200万回線の敷設ライセンスを与えており、またタイ・テレフォン・アンド・テレコミュニケーション(TT&T)に地方における100万回線の敷設権を認めている。今回決定された新方針の下、これら2社は電話回線敷設後、同資産をTOTに引き渡し、その後利益分与協定に基づきその管理を引き受けることになると言う。 しかし、TT&T幹部は29日の運輸通信省代表との会談後、記者会見し、同社は当初の契約により認められた権益(プロテクション・ライト)を放棄する考えはないと語った。TAT及びTT&T代表は30日にも運輸通信省と関係協議を行った模様だ。(ST,BT,BD:3/30)
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