1997-06-09 ArtNo.10800
◆<馬>ムヒンバ、クレーン世界市場の25%のシェア目指す
【スバン・ジャヤ】ムヒンバ・エンジニアリング(M)Bhdは、2000年には50億Mドルに達すると見られるクレーン世界市場の少なくとも25%のシェア獲得を目指している。
ムヒンバのモハマド・タイブ会長が6日の年次総会後語ったところによれば、クラン地区カンプン・ジャワの工場では目下年間1億Mドルのクレーンが製造されているが、同社は2000年までに5億Mドルに拡大する方針だ。同社は2haの敷地に設けられた6000平方フィートの工場をさらに拡張するため、州政府から土地を譲り受ける計画だ。ムヒンバは昨年買収した100%子会社のオーストラリア企業Favelle Cranes Pte Ltdを通じて同工場を経営している。後者はデンマーク、オーストラリア、米国にも工場や訓練施設を設けている。目下製品の80%は輸出されているが、国内市場の開拓にも力を入れる。
ムヒンバの昨年12月期の営業額は2億7100万Mドル、税引き前利益は、前年比14.4%増の3130万Mドル。昨年はポート部門が営業額の60%に貢献したが、今年は40%に縮小する見通しだ。(NST,STAR:6/7)
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