1997-06-07 ArtNo.10786
◆<馬>政府は外国工作機械メーカーとの合弁奨励:通産相
【クアラルンプル】マレーシア政府は地元企業が外国企業と合弁で工作機械の製造に乗り出すことを奨励している。
ラフィダ通産相が5日催されたITM97の開幕式の席上語ったところによれば、政府は機械設備産業振興のため以下の諸点を奨励している。1)国内/海外市場向け重要機械/設備の設計・製造能力の強化、2)鋳造・鍛造/精密機械、重機の製造や熱処理関連の支援産業の育成、3)先進機械・設備の製造や応用に関わる技術者の育成、4)既存工場の継続的な自動化/近代化。
マレーシアの機械設備需要は急速に拡大しているが、機械設備の輸出もここ数年成長を遂げている。同製品の輸入/輸出額の推移を見ると、1994年287億2700万Mドル/188億7200万Mドル、1995年365億4600万Mドル/250億8000万Mドル、1996年386億1000万Mドル/302億4000万Mドルとなっており、関係支援産業の成長の潜在性を裏付けていると言う。(NST,MBT:6/6)
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