1997-06-06 ArtNo.10776
◆<印度>グジャラート肥料会社、第3尿素プラント計画
【ムンバイ】グジャラート・ステート・ファティライザー&ケミカルズ(GSFC)は年産50万トンの第3尿素プラントを建設する可能性を検討している。
アナリストによれば、同プロジェクトの実行には1000クロー以上の投資を必要とするが、目下建設中の日量1350トンのアンモニア・プラントの完成で原料供給が確保されることが、第3尿素プラント建設の促進要因になっている。GSFCはまた既存の2プラントのボトルネック除去により、そのキャパシティーを現在の年産30万トンから40万トンに拡大する計画で、これらが全て実行されれば、年産能力は90万トンに達する。
GSKのSKドゥガル重役(MD)によると、これらの計画を実行する初歩的な協議が政府との間で進められている。既存の日産950トンのアンモニア・プラントは新プラントの完成に伴い段階的に操業が停止され、補修が施される。以上の拡張計画のため、インディアン・オイル・コーポレーションからナフサの長期供給を受けることも合意されていると言う。(IE:6/5)
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