1997-06-06 ArtNo.10769
◆<馬>GUH、海外製造事業/国内不動産開発収益に期待
【クアラルンプル】グランド・ユナイテッド・ホールディングズBhd(GUH)は、今年は海外の製造合弁事業や国内の不動産開発事業が、グループの収益を牽引するものと期待している。
GUHのフン・ボクサン会長が1996年度年次報告書の中で明らかにしたところによると、中国上海市に設けた安定器(バラスト)製造子会社LEBエレクトロニクス(上海)Co Ltdは、今年後半にその製造業務を開始する。
フィリピンにおけるプリント基板(PCB)製造業務を手がける99%出資のグランド・サーキット・インダストリー(フィリピン)インクは、フィリピンに移転した傘下のMCインダストリーSdn Bhdに対する支援業務を開始した。
カンボジアでは20%出資するカンボジア・ユーティリティーPte Ltdが37.1MW(メガワット)ディーゼル発電所を通じ、プノンペンに対する電力供給事業で良好な実績を上げている。同社は初年度に6000万Mドルの売上げが見込まれる。
国内ではスラゴール州クアラ・ラガの軽工業用地24haと、クダ州スガイ・プタニの農地154haを手に入れた。前者はグループ企業に工場施設を提供、後者は将来の開発用に留保されると言う。(STAR:6/5)
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