1997-06-05 ArtNo.10754
◆<馬>建築基礎工事のGSE、ジオテク領域への進出目指す
【クアラルンプル】来年8月にクアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指す建築基礎工事請負会社ジェネラル・ソイル・エンジニアリング・ホールディングズBhd(GSE)は、ジオテクニカルおよびファンデーション領域に進出、顧客層と収益基盤の拡大を目指す。
GSEのハリミ・ハシム会長が3日催されたブミプトラ・マーチャント・バンクとの公募引受契約調印式の席上語ったところによると、同社はこの他、杭打ちシステム、ダイヤフラム・ウォール、土木工事、プロジェクト・マネージメント、コンサルタンシー・サービス領域への進出も図る。
目下手持ち契約は2億6000万Mドルで、向こう2、3年は繁忙しそうだ。契約の70%は政府関連の入札によるもので、残りは民間プロジェクトで占められている。これまでにビントゥルLNGバース、マラッカ第2製油所海事施設、クママン海上警察埠頭、クアラ・ムラン埠頭等の工事を手がけた経験を有する。
同社は譲渡株337万株、新株55万株を2.70Mドルで公開、内335万1000株を公募、残りは会社関係者のために留保する。これに伴い払込資本は現在の1400万Mドルから2500万Mドルに拡大する。今月末にも公募目論見書を発表すると言う。(MBT,STAR:6/4)
|