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1997-06-04 ArtNo.10740
◆＜馬＞ＹＴＬ、江西省発電事業契約獲得
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)上場のインフラ開発会社ＹＴＬパワー・インターナショナルは中国政府から江西省における発電事業を認可された。
親会社ＹＴＬコープのフランシス・ヨー重役(MD)が2日明らかにしたところによれば、プロジェクトは既存の各125ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の2発電所の買収と300ＭＷの新発電所の建設から成り、当該地には別に300ＭＷの発電所を追加するゆとりもある。ＹＴＬパワーが51％出資するＹＴＬ－ＣＰＩパワーLtdが、同プロジェクトの60％の権益を握る。江西省電力公社と江西省投資会社が残りの40％を引き受ける。合弁会社は同発電所を20年間経営するが、電力売却価格は未定。
ＹＴＬパワーはアフリカ南部ジンバブエのHwangeにおいてもジンバブエ政府と、920ＭＷと660ＭＷの発電所を建設する51：49の合弁契約を結んでおり、同社はこちらの認可が先に下りるものと見ていたと言う。
1週間前に上場を果たしたＹＴＬパワーの2日の株価は4セント安の3.66Ｍドルで引けたが、アナリストは上記2件のプロジェクトを配慮すれば、3.50－4.50Ｍドルが妥当な価格としている。(BT,NST,MBT,STAR:6/3)
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