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1997-06-04 ArtNo.10735
◆<星>サイリックス、ペンティアムⅡに対抗6x86MX発表
【シンガポール】米国のチップ・メーカー、Cyrix Corpは2日、シンガポールを含む世界各地でライバルのインテル社製ペンティアムⅡチップに対抗する6x86MXチップを発表した。
サイリックスの新チップは1500米ドル台のサブ・デスク・トップ市場をターゲットとし、ペンティアムⅡと同水準のパフォーマンスを半値で提供することを謳い文句にしている。サイリックスの南アジア/太平洋地域担当KBリム重役(カントリー・マネージャー)によれば、新チップはMMXとの完全な互換性を有し、マルチメディア機能が一層強化されている。来月から量産に入り、直ちに出荷、ノートブック・バージョンも近く発売する。
6x86MXチップの単価は、166MHz/190米ドル、200MHz/240米ドル、233MHz/320米ドル(いずれも1000ユニット以上の取引に適応)。これに対してインテルの製品は166-200MHzでは250~480米ドルで、昨日売り出された233MHzは540米ドルとなっている。サイリックスは266MHzバージョンを今年第4四半期に、また300MHzバージョンを来年第1四半期に出荷する。
サイリックスの営業額に占めるアジア太平洋地域売上げの比率は現在の22%から今年末には35%に拡大する見通しだ。サイリックスの世界市場シェアは現在3~5%で、アジア太平洋地域におけるそれは現在の7-8%から年末までに10%に拡大が見込まれている。
インテルの株価はこの日151.50米ドルに12米ドル値下がりしたが、これは同社が欧州方面の需要軟化で、第2四半期売上げは第1四半期の64億米ドルを5~10%下回ると発表したため。それによると、ペンティアムⅡやMMXバージョンのペンティアム・チップの需要は依然旺盛だが、一般のペンティアム・チップのそれは軟化している。
一方、ライバル、アドバーンストマイクロ・デバイシズ(AMD)のK6チップを搭載したディジタル社製パソコン(PC)が向こう2ヶ月間に市場に投入される予定で、富士通やドイツのVobisマイクロコンピューターAGもK6チップ搭載PCの出荷を決めていると言う。(BT:6/3)
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