SEAnews 1997-06-03 ArtNo.10727

【クアラルンプル】マレーシア政府は、情報技術(IT)やマルチメディア関連の研究開発(R&D)業務を手がける企業に財政支援を提供するマルチメディア・グラント・スキーム(MGC)を準備している。
科学技術環境省科学技術局のイサ・イスマイル局長によると、ＭＳＣフラッグシップ・アプリケーションの1つ“Ｒ＆Ｄクラスター”計画の指導機関を務める科学技術環境省の管理下に当初2億Ｍドルの基金を設けることが提案されている
。ＭＧＣの適応条件には、ＩＴ／マルチメディア関連事業を手がけ、通産省認定の中小企業ステータスとＭＳＣ企業ステータスを取得することが含まれる。
科学技術環境省は2000年までに世界的企業15社および地元企業10社のＲ＆Ｄ部門やパイロットＲ＆Ｄプロジェクト10件の誘致を目指している。同省は他のＭＳＣフラグシップ・アプリケーションの指導機関とも協力してＲ＆ＤハブとしてのＭＳＣを売り込む計画と言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:6/2)