1997-06-03 ArtNo.10720
◆<星>C3、新タイアップ通じ各種インターネット製品提供
【シンガポール】地場インターネット・テクノロジー企業、コネクテッド・コンピューティング・コープ(C3)は、パッカード・ベルNECのZenith Data Systems買収等の環境変化に対応し、新たなパートナーを物色、これらパートナーとの術提携を通じたインターネット関連の各種新製品の市場投入を準備している。
昨年5月に米国のZenith Data Systems/Aimquest、フランスのGroupe Bull/Accton Techと提携したC3は、営業額を1999年までに1億Sドルに拡大する野心的目標を発表したが、昨年10月にはこれらの提携は、Acctonとのものを除き全て不首尾に終わった。このため同社はその売上げ目標も下方修正し、今では2000年6月期までに7000万Sドルの達成を目指している。
しかしGregory Hauw社長兼CEOによると、C3はその後少なからぬ米国企業と新たな提携を結び、インターネット関連コンピューティングのほとんど全領域をカバーするニッチ・プロダクツの提供を準備している。
例えば、AbhiWeb CorpとはフルレーンジのSIAS(セキュア・インターネット・アクセス・サーバー)の販売で、Accton Technology Corpとはワークグループ・コネクティビティー関連ハード/ソフト製品の流通で、Microsystems Softwareとはサイバーパトロールのマーケッティングで、Data Generalとはインテル・ベースのAviionサーバーの販売で、Nexar TechnologiesとはNexarレーンジのインターネット・クライアント・ワークステーション/法人向けCステーションGT/ホーム市場向けIlariaの製造で、On Technology CorpとはON Guard Internet Manager及びFirewallの販売で、Panda Project & Stratusとはアルファー・ベースのサーバー/ワークステーションやStratusレーンジWinNTサーバーのマーケッティングで、Sequel Technology CorpとはNetPIM(ネットワーク・パーソナル・インターネット・マネージャー)/ネット・アクセス・マネージャーの販促で、それぞれ提携を結んだ。
C3はまたその57%のシェアを某台湾企業に売却する計画で、同交渉は今月末までに妥結する見通しと言う。(BT:6/2)
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