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1995-03-31 ArtNo.1071
◆＜星＞食品会社ＹＨＳ、Ｓ＄２１３万損失計上
【シンガポール】シンガポール証取上場の食品／飲料会社ヨー・ヒャップセンLtd(YHS)は94年12月末締め年度に213万Ｓドルの純損失を計上した。
ＹＨＳは前年には728万Ｓドルの純益を計上しており、エスティメート・ディレクトリーは今年も590万Ｓドルの純益計上を予想していた。グループ営業額も前年比1.5％減の2億6260万Ｓドルにとどまった。ＹＨＳは営業額縮小の原因を北米、香港、シンガポールの売上不振に帰するとともに、特に米国子会社チョンキン・グループの大幅赤字が損失の主因としている。チョンキンは1090万Ｓドルの損失を出しており、系列企業及び合弁会社からの配当収入も25％減の670万Ｓドルにとどまった。同社は去る3月28日にチョンキンの資産をカリフォルニア拠点の食品会社ハントウィッソンの子会社ＣＡＧ19インクに1005万米ドルで売却する契約を結んだ。また昨年末時点で4573万Ｓドルがチョンキンへの投資の減価に引き当てられた。しかしマレーシアと中国における営業額は引き続き拡大している。ボトムラインは前年の310万Ｓドルの利益から427万Ｓドルの損失に落ち込んだ。しかし一部子会社の不動産の値上がり等で1株当たりの有形資産は71セント増の2.88Ｓドルとなった。同社はコスト削減努力等により今年の業績は改善すると予想している。(ST,BT,LZ:3/30)
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