1997-05-30 ArtNo.10684
◆<印度>ペトロネット、全国の新石油パイプライン事業引受け
【ムンバイ】インド国内における石油パイプラインの新規開発を引き受ける新会社ペトロネット・インディアが28日発足した。
新会社の株式資本は1クローで、インディアン・オイル・コーポレーション、Bharatペトローリアム・コーポレーションLtd、ヒンドスタン・ペトローリアム・コーポレーションLtdが各16%、IBPが2%、IL&FSが50%出資しているが、IL&FSは10%のみを維持し、残りの40%は金融機関にオファーする。既にICICI、IDBI、HDFC、IFCI、UTI、GIC等が関心を表明しており、これらの金融機関には各10%以内のシェアが分与される。株式資本は近く100クローに増資される見通しだ。ペトロネット・インディアはパイプラインの敷設に際しては関係する石油会社と合弁会社を設立して、その敷設と経営に当たる。既にKoyali/Rathlam、Cochin/Coimbatore/Thiruchirapalli、Kanpur/Lucknow、Bina/Jansi/Kanpur、Vasco/Belgaum/Mirajを含む14区間のパイプラインの建設が準備されていると言う。(ET:5/29)
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