1997-05-28 ArtNo.10654
◆<印度>豪州企業シュタイアー、合弁でトラクター製造
【チャンディガル】米国ケース・インターナショナルのオーストラリア拠点子会社、Steyr Landmaschinen Technik AGは、地元と合弁で、パンジャブ州Mohaliの32エーカーの土地に86クローを投じ、年間1万台のトラクターを製造する計画だ。
合弁会社ブラーマ・シュタイアー・トラクターLtdには、パンジャブ・ステート・インダストリアル・デベロプメント・コーポレーションLtdが26%、地元企業メタル・コーポレーションLtdが40%、Steyr Landmaschinen Technik AGが10%出資する。
既に50馬力のトラクターBS-955のプロットタイプが完成、チャンディガルで各種のテストを受けている。同検査の完了後、プロットタイプは、マドヤプラデシュ州Baduniに送られ、インド当局の検査を受けることになる。
ブラーマ・シュタイアー社幹部によると、投資額86クローの内33クローは自己資本で賄われ、残りは借り入れられる。1998年5月の初出荷が予定され、初年度に3500~4000台を販売、320クローの売上げが見込まれている。この内20クローは輸出収入となる。シュタイアーは年間500ユニットのトラクターとディーゼル・エンジンを引き取り、欧州で販売する計画と言う。(ET:5/28)
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